TestNow™: PCED 試験ポリシー


NOTE

OpenEDG Python Institute の試験は、TestNow™通して、OpenEDG オンライン監督サービス、または OpenEDG テストサービスパートナー(学校、大学、教育機関、トレーニング組織)を通じて世界各地で受験できます。 受験前に、必ず「受験ポリシー」をお読みください。試験情報を確認し、ご自身の試験に適用される受験方法について確認してください。 また、受験者行動規範および受験に必要な技術要件に従っていることも合わせてご確認ください。なお、学校・大学・教育機関・トレーニング組織などのプログラムに属していない受験者については、原則として OpenEDG オンライン監督サービスによる試験提供方式が適用されます。


PCED 認定試験の実施方法

エントリーレベル認定試験(PCED-30-0x)は、OpenEDG オンライン監督サービスおよび OpenEDG テストサービスパートナーのネットワークを通じて、世界各地で監督あり形式により実施されています。TestNow™は、Open Education and Development Group(OpenEDG)が所有・運営・管理するオンライン試験配信サービスであり、このプラットフォームを通じて提供されるOpenEDG オンライン監督サービス が、グローバルでの標準的な試験実施方法となります。

一方、OpenEDG テストサービス・パートナーによる試験実施方式は、標準外の形式として、学校・短期大学・大学・専門学校をはじめ、OpenEDG 教育パートナープログラムに参加する特定の組織や教育機関で利用可能です。OpenEDG Python Institute では、こうした教育機関や組織が独自の受験要件や運用規定に従う必要があることを考慮し、それぞれのポリシーや規程に準拠したカスタマイズ版の監督試験や試験配信ソリューションを提供しています。


受験ポリシー

OpenEDG オンラインテストサービス (グローバル/PCED 試験の標準方式)

  • OpenEDG オンライン監督サービスを利用して受験する場合は、TestNow のユーザーアカウントにサインインし、バウチャーコードを入力してください。その後、試験セッションを開始する前にチェックイン手続きを完了し、受験者行動規範に同意のうえ、NDA(機密保持契約)および受験ポリシーを承諾する必要があります。

OpenEDG テストサービスパートナー(ローカル/PCED 試験の提供方式)

  • 公式なテストサービスパートナーを通じて監督あり試験を受ける場合は、試験開始前に監督者(プロクター)の承認を取得する必要があります。 監督試験は、OpenEDG テストサービスの提携施設(学校、大学、教育機関など)、または OpenEDG 教育パートナープログラム/OpenEDG テストサービスパートナーのネットワークに属する機関で実施されます。
  • 監督試験は、安全性の確保された受験環境(物理的な試験会場、静かな受験室、推奨ハードウェア/ソフトウェアを備えた受験端末、試験中の監督者による監視など)で実施されなければなりません。
  • 指定された監督者は、受験者の本人確認および試験情報を確認し、試験セッションの開始を承認します。試験中、監督者はセッションを監督し、不正行為や試験手続きの違反があった場合は試験提供元に報告します。
  • 受験当日は、予約時間の15分前までに試験会場へ到着し、必要なチェックイン手続きを完了できるようご準備ください。
  • 本人確認のため、有効な政府発行の写真付き身分証明書など、少なくとも1点の身分証を提示する必要があります。有効期限切れの身分証は使用できません。必要書類を提示できない場合、受験をお断りする場合があります。監督者が身分証の確認を行い、試験セッションを開始します。
  • 主要な身分証明書(写真付き・必須):運転免許証、パスポート、マイナンバーカード(個人番号カード)、国または自治体発行の身分証、顔写真付きの社員証/学生証
  • 補助身分証明書(主要な身分証明書と併用が必要な場合あり):クレジットカード、デビットカード、銀行キャッシュカード、図書館カード

機密保持契約(NDA)

受験者は、試験セッションの開始直後に有効となる機密保持契約(NDA)を読み、同意する必要があります。NDAに同意することで、受験者は次の事項に合意したものとみなされます。

  • 試験資料を 機密情報として取り扱うこと
  • 試験内容(特に試験問題および解答)を含むいかなるコピーやメモも作成しないこと
  • 試験中および試験後も、受験ポリシーに従うこと
  • 機密保持契約への同意を拒否した場合、試験セッションは終了となり、バウチャーのステータスは「使用済み」となります。また、その場合、受験料の返金は行われません。


    試験日程の変更およびキャンセルポリシー

    監督あり試験の日程を変更したい場合は、予約した試験会場または OpenEDG テストサービス提供機関に、試験予定時刻の少なくとも24時間前までに連絡する必要があります。

    OpenEDG オンライン監督サービスを通じて実施されるグローバル試験については、日程変更の手続きは不要です。試験バウチャーをまだ使用していない場合は、有効期限内であれば後日あらためて受験できます。バウチャーコードの有効期限が切れていないことを必ず確認してください。


    合理的配慮について

    OpenEDG Python Instituteでは、受験にあたり特別な配慮が必要な方に対して、可能な範囲で合理的配慮を提供します。特別措置を希望する受験者はPython Institute に合理的配慮の申請を行い、審査結果の通知を受ける必要があります。特別措置は、試験予約の前に承認されていなければなりません。

    以下は、対応可能な特別措置の例です。

    • 試験時間の25%延長
    • 試験時間の50%延長
    • 試験時間の100%延長

    コントラスト変更機能やフォントサイズ調整機能は、デフォルトでは利用できません。また、英語を第一言語としない国の受験者、または母語が英語でない受験者に対して、自動的に試験時間の延長が適用されることはありません。

    合理的配慮を要するな試験条件を希望する場合は、Reasonable Accommodation Request Form(合理的配慮申請フォーム)に必要事項を記入してご提出ください。


    再受験ポリシー

    PCED 認定試験に不合格となった場合、再受験までに7日間の待機期間が必要です。再受験の際には、新しい試験バウチャーが必要になる場合があります。不合格となった試験の再受験回数に上限はありません。


    受験年齢要件

    • 13歳未満の児童は、保護者の同意があっても受験および認定の取得はできません。
    • 13歳以上17歳以下の未成年者は、保護者または法的保護者の同意があれば受験および認定の取得が可能です。
    • 18歳以上の受験者は、年齢による制限なく受験および認定の取得が可能です。
    • OpenEDG は、各国・地域の個人データ保護法に準拠するため、追加の制限を設ける権利を有します。.

    試験環境と試験セッションのセキュリティ

    TestNow™は、PCED™ – Certified Entry-Level Data Analyst with Python 試験を含むオンライン認定試験を安全に実施するために設計された、軽量のブラウザベースアプリケーションです。追加のソフトウェアやプラグインのインストールは不要で、ブラウザから TestNow™ にアクセスし、ログイン後に機器のチェックを行い、試験を開始します。

    TestNow™ の技術要件

    円滑で安定した受験環境を確保するため、以下の要件を満たしていることをご確認ください。

    • デバイス:デスクトップまたはノートパソコンをご使用ください。タブレットやスマートフォンはサポート対象外のため、試験には使用できません。/li>
    • メモリとプロセッサ:1GB 以上の RAM、および 1.0GHz 以上の CPU を推奨します。
    • ブラウザ:最新バージョンの Mozilla Firefox、Microsoft Edge、Google Chrome、Safari、または Opera(Google Chrome 推奨)をご使用ください。また、JavaScript を有効にしてください。
    • インターネット接続 :安定した高速インターネット接続が必要です。推奨速度は下り 1.0 Mbps 以上、上り 0.5 Mbps 以上です。接続が不安定になりやすい Wi-Fi は避け、可能な限り有線接続を推奨します。
    • ディスプレイ:解像度 640×480 ピクセル以上のカラーモニタを使用してください(推奨:1024×768 以上)。
    • OS:Windows 7/8/10/11、macOS X 10.0 以降、または Linux。
    • 音声・映像:本人確認および試験中の監督のため、動作するWebカメラとマイクが必要です。チェックイン時に顔や身分証明書の写真撮影を求められる場合があります。試験中はカメラを常にオンにし、顔と肩が画面内に映る状態を維持してください。これに従わない場合、試験が終了となることがあります。音声および映像は、試験の安全性確保のために記録される場合があります。
    • 受験環境:部屋は静かで明るく、騒音や気を散らす要素がない状態にしてください。背景には絵画・写真・人物などが映らないようにし、カメラの誤検知を防いでください。試験中は、部屋に自分以外の人がいない状態を保ってください。
    • 試験前の準備:自動アップデート、通知、ポップアップ、バックグラウンドアプリなど、試験を妨げる要因は事前に無効化してください。これらが発生すると技術的なトラブルが起きたり、試験が一時停止または終了したりする可能性があります。
    • ネットワーク設定:ドメイン*.edube.org および *.openedg.org をホワイトリストに追加し、通信に必要なポート 80(HTTP)および 443(HTTPS)を開放してください。
    • 試験セッション中のルール:試験には途中休憩はありません。試験中は常に着席し、カメラに顔が映るようにし、画面に集中してください。途中で離席したり、カメラの範囲外に出ると、自動的にセッションが終了する場合があります。許可されていない資料やデバイス(ノート、テキスト、外部モニター、録画機器、携帯電話、スマートウォッチ、ヘッドセット、スマートグラスなど)の使用は禁止されています。また、試験室内で他の電子機器や通信機器を使用することもできません。試験内容をメモ、コピー、撮影、録音する行為は禁止されています。他者との交信や外部ツールの使用(メッセージアプリ、音声アシスタント、サブモニターなど)も禁止されており、違反が確認された場合は試験失格および試験結果の無効化となります。試験は必ず受験者本人が、外部の援助を受けずに単独で受験する必要があります。

    行動規範

    受験中および受験後も、以下の行動規範および受験ルールを遵守する必要があります。

    • 受験者は、自分自身で試験問題を解き、提出するすべての解答は自身の独自の成果であること
    • 試験問題や内容、または試験に関する一切の情報を第三者に共有または開示しないこと
    • 他人名義で試験を受けたり、虚偽の身分を使用しないこと
    • 試験結果を不正に操作したり、他者の結果に影響を与える不正行為や不公平な行為を行わないこと

    試験中および試験後における禁止行為

    受験者は、不正行為、セキュリティ違反、または試験の公正性・機密性を損なう行為を一切行わないことに同意するものとします。以下に記載する行為は禁止行為に該当します(これらに限定されません):

    • 試験内容(またはその一部)のコピー、公開、販売、販売の提案、配布、譲渡、改変、派生物の作成、リバースエンジニアリング、逆コンパイル、逆アセンブル、翻訳などの行為
    • 試験問題を記憶によって再構成し、Web上に掲載するなどして試験内容を拡散する行為
    • 偽名・虚偽の身元による受験、偽造または改変された証明書・書類の提出、または第三者に代理受験を依頼する行為
    • 偽造または改ざんされた認定証・試験結果通知を使用し、実際の認定状況を偽る行為
    • 試験の前後を問わず、無断で試験資料にアクセスしたり、ブレインダンプ等の不正に公開された試験問題を使用する行為
    • 試験中にノート、学習資料、補助教材などの参照を行う行為
    • 試験画面のフルスクリーンモードを解除する行為
    • 試験セッションのインターフェースを終了、または離脱する行為
    • 新しいタブやページを開いたり、試験セッションのインターフェース外でマウス操作を行う行為
    • 複数のモニターを使用して試験を受ける行為
    • 意図的にインターネット接続を遮断する行為
    • 試験会場(監督あり試験)での迷惑行為
    • 試験内容を紙などに書き留める行為
    • 試験中に録音・録画機器を使用する行為
    • 監督あり試験において会場設備を不正に操作したり、OpenEDGテストサービスシステムへのハッキングを試みる行為
    • 試験ポリシーや再受験ポリシーへの違反
    • 試験利用規約または秘密保持契約(NDA)の違反

    注意:すべての TestNow™ 試験セッションは、グローバルチームによる監督・検証の対象となります。試験の公平性および品質基準を維持するため、試験はリアルタイムおよび終了後に確認され、監視データおよび行動ログが分析されます。試験終了時に表示されるスコアは暫定的なものであり、不正行為、技術的異常、不審な動作が確認された場合、スコアが変更されることがあります。すべての検証手続きに合格した試験セッションのみが、正式な認定結果として承認されます。

    違反に対する措置

    受験ポリシーに違反したと判断された受験者には、次のような処分が科される場合があります。

    • 試験セッションの即時終了
    • 以後のPython Institute認定試験に対する永久受験禁止
    • すでに取得しているすべての認定資格の取り消し
    • 不正行為を他の試験運営機関や認定プログラム提供者に通報
    • 不正行為を第三者試験配信機関(ピアソンVUEなど)に報告

    受験者向け追加情報

    • 監督あり試験には、チュートリアルなどのスコアに影響しないセクションが含まれている場合があります。予約時に表示される試験時間は、必ずしも実際の試験問題に割り当てられた総時間を示すものではありません
    • 試験終了後、合否および各セクションのスコア内訳を記載した試験結果が、受験者アカウントの Exam History(受験履歴)に表示されます。合格者には、電子認定証(資格証明書/認定バッジ)がメールで送付されるほか、同様に受験者アカウント上からも確認できます。
    • 試験に合格または不合格となった場合、通常7日間の待機期間を経てから再受験することができます。不合格試験の再受験回数に制限はありません。詳細は試験ポリシーをご確認ください。
    • Python Instituteは、特別な配慮を必要とする受験者に対して、合理的な配慮を提供できるよう努めています。特別条件を希望する場合は、試験予約前に申請してください。 申請はservices@openedg.org までメールでお問い合わせください。すべての特別条件は、試験日時の確定前に承認される必要があります。

    最終更新日:2025年1月23日