試験コード PCEP-30-02
ステータス:実施中
PCEP-30-02 試験は、単一選択・複数選択形式、コーディング形式、ケーススタディ問題、インタラクティブ形式などで構成されています。この試験では、受験者がシンプルなPythonのプログラムを作成、理解、デバッグする能力を評価します。Pythonの構文、意味、制御フロー、データ型、関数、基本的な問題解決手法に関する実践的な知識が問われます。
各設問の得点は最大40点で、試験終了後に受験者が獲得された点数を正規化し、パーセンテージ(%)でスコアが表示されます。
試験は4つのセクションで構成されており、それぞれPythonプログラミングの主要分野をカバーしています。各セクションの配点比率は、その分野の重要度を反映しています。
以下の表は、試験問題の構成と各セクションの配点比率をまとめたものです。
| セクション番号 | セクション名 | 問題数 | 配点比率 |
|---|---|---|---|
| 1 | コンピュータプログラミングとPythonの基礎 | 7 | 18% |
| 2 | 制御フロー – 条件分岐とループ | 8 | 29% |
| 3 | データコレクション – タプル、辞書、リスト、文字列 | 7 | 25% |
| 4 | 関数と例外処理 | 8 | 28% |
| 30 | 100% |
最終更新日:2022年2月23日
PCEP-30-02に準拠
出題数 → 7 問
PCEP-30-02 1.1 – 基本用語と定義の理解
PCEP-30-02 1.2 – Pythonの論理構造の理解
PCEP-30-02 1.3 – リテラル変数の導入とさまざまな数値体系の利用
PCEP-30-02 1.4 – 問題に適した演算子でデータ型を選択
PCEP-30-02 1.5 – コンソールでの入出力操作
出題数 → 8 問
PCEP-30-02 2.1 – if命令による意思決定と分岐
PCEP-30-02 2.2 – さまざまな反復処理
出題数 → 7 問
PCEP-30-02 3.1 – リストを使ったデータの収集と処理
PCEP-30-02 3.2 – タプルによるデータの収集と処理
PCEP-30-02 3.3 辞書によるデータの収集と処理
PCEP-30-02 3.4 文字列操作
出題数(7項目/19細目) → 8 問
PCEP-30-02 4.1 – 関数によるコードの分割
PCEP-30-02 4.2 – 関数と外部環境のやりとり
PCEP-30-02 4.3 – Pythonの組み込み例外階層
PCEP-30-02 4.4 – Pythonの例外処理の基礎
PCEP-30-02 の試験シラバス(PDF)をダウンロード
PCEP™ の MQC(最小合格候補者)は、プログラミングの基礎的な概念とPython言語に関する基本知識を有している人です。標準的なプログラミング構造、基本的なデータ構造、および組み込み関数を活用して、シンプルなPythonプログラムの作成・解析・トラブルシューティングができます。論理的思考力を用いて簡単な課題解決が可能で、一般的なコーディング慣習を守ってプログラムを作成することができます。
セクション1:基本概念
基本的なプログラミングの原則(構文・意味・論理の流れ)を理解し、リテラル・変数・コメント・単純な式を扱えます。入力・出力操作ができ、Pythonの実行モデルやインデントの規則、基本的なエラーメッセージの意味も把握しています。
セクション2:データ型・評価・基本I/O
int、float、str、bool などのPythonの基本データ型に慣れ、算術・論理演算を実行できます。型変換用の組み込み関数を使い、演算子の優先順位も理解しています。ユーザー入力の読取り、処理、およびprint() や input() 関数による整形出力を行えます。
セクション3:制御フロー - 条件分岐とループ
if、elif、else、for、while を使った簡単な条件分岐や繰り返し処理の構築ができます。ブール条件、比較・論理演算子を理解し、シーケンスの処理や処理の繰り返しが可能です。break や continue 文を用いてループの流れを制御できます。
セクション4:データコレクション・関数・例外
リスト、タプル、辞書、文字列などの基本データ構造を作成・操作できます。ユーザー定義関数の定義・呼び出し、パラメータの受け渡しや戻り値の扱いも理解しています。変数スコープの概念やmath、random などのの組み込みモジュールの利用も可能です。try、except 文を使い、単純な例外処理によってプログラムの停止を防ぐことができます。
MQCはPythonプログラミングの基本的要素について十分な理解を示し、小規模なプログラムを独立して設計・コーディング・テストが可能です。これにより、より高度なPython認定試験へのステップとなる基礎力が身につきます。
PCEP-30-02試験の合格には、全出題セクションの平均正答率が70%以上であることが必要です。