PCAP™ – Certified Associate in Python Programming:試験シラバス

試験コード: PCAP-31-03
ステータス: 実施中


PCAP-31-03試験は、単一選択式・複数選択式、コーディング、ケーススタディ問題、インタラクティブ問題など、さまざまな出題形式で構成されています。この試験では、受験者のPythonによるマルチモジュールプログラム設計・作成・デバッグ能力、オブジェクト指向プログラミング(OOP)の応用力を評価し、モジュール・パッケージ、例外処理、文字列操作、OOP、リスト内包表記・ラムダ・クロージャ・ファイル入出力の実践的知識が問われます。

各設問の得点は最大40点で、試験終了後に素点を正規化し、パーセンテージ(%)でスコアが表示されます。

試験は5つのセッションに分かれており、それぞれPythonプログラミングの主要分野をカバーしています。各ブロックの配点比率は、その分野の重要度を示しています。

PCAP-31-03 badge

以下の表は、試験問題の構成と各セッションの配点比率をまとめたものです。

セクション セクション名 出題数 配点比率
1 モジュールとパッケージ 6 12%
2 例外 5 14%
3 文字列 8 18%
4 オブジェクト指向プログラミング 12 34%
5 その他(リスト内包表記・ラムダ関数・クロージャ・ファイル入出力(I/O)操作 9 22%
40 100%

試験シラバス

最終更新日:2022年3月7日
PCAP-31-03に準拠


試験シラバス


セクション1:モジュールとパッケージ

出題数 → 6 問

PCAP-31-03 1.1 – モジュールとパッケージのインポートと活用

  • インポートの種類:import、from import、import as、import *
  • 入れ子構造モジュールの高度な参照方法
  • dir() 関数
  • sys.path 変数

PCAP-31-03 1.2 – math モジュールを用いた判定の実行

  • ceil()、floor()、trunc()、factorial()、hypot()、sqrt() 関数

PCAP-31-03 1.3 – random モジュールでの乱数生成

  • random()、seed()、choice()、sample() 関数

PCAP-31-03 1.4 – platform モジュールによるホストプラットフォーム情報の取得

  • platform()、machine()、processor()、system()、version()、python_implementation()、python_version_tuple() 関数

PCAP-31-03 1.5 – ユーザー定義モジュールとパッケージの作成・活用

  • 考え方と根拠
  • __pycache__ディレクトリ
  • __name__変数
  • パブリック変数とプライベート変数
  • __init__.pyファイル
  • モジュールやパッケージの検索方法と探索順序
  • 入れ子構造のパッケージとディレクトリ構造

セクション2:例外

出題数 → 5 問

PCAP-31-03 2.1 – Pythonで定義された例外を用いたエラー処理

  • try/except 文、except 節の並び順、except<例外> as、複数例外のまとめ処理
  • 例外の階層構造
  • 例外の発生と条件の検証:raise、raise ex、assert
  • 例外クラスと args 属性
  • 例外処理における else 節と finally 節

PCAP-31-03 2.2 – 独自例外でPythonの例外階層を拡張する

  • カスタム例外の定義
  • 既存の既存の例外階層への活用と統合

セクション3:文字列

出題数 → 8 問

PCAP-31-03 3.1 – 文字の機械表現の理解

  • エンコーディング標準(ASCII、UNIKODE、UTF-8)、コードポイント、エスケープシーケンス

PCAP-31-03 3.2 – 文字列の操作

  • ord()、chr()関数
  • インデックス操作、スライス、不変性
  • 文字列の繰り返し処理、連結、掛け算、比較(文字列と数値)
  • in, not in演算子

PCAP-31-03 3.3 – 組み込み文字列メソッドの活用

  • isxxx()、join()、split()、sort()、sorted()、index()、find()、rfind()メソッド
  • sorted()関数(順序文字列)

Section 4: オブジェクト指向プログラミング

出題数 → 12 問

PCAP-31-03 4.1 – オブジェクト指向アプローチの理解

  • クラス、オブジェクト、属性、メソッド、カプセル化、継承、スーパークラス、サブクラス、クラス要素の識別
  • クラスコンポーネントの識別

PCAP-31-03 4.2 – クラス/オブジェクトのプロパティの活用

  • インスタンス変数とクラス変数:宣言と初期化
  • __dict__プロパティ(オブジェクト・クラスの区別)
  • プライベート要素(インスタンスとクラスの区別)と名前マングリング

PCAP-31-03 4.3 – クラスへメソッドを実装

  • メソッドの宣言と利用
  • selfパラメータ

PCAP-31-03 4.4 – クラス構造の取得

  • イントロスペクションとhasattr()関数(オブジェクトとクラス)
  • __name__、__module__、__bases__属性

PCAP-31-03 4.5 – 継承によるクラス階層の構築

  • 単一継承と多重継承
  • 関数/演算子:isinstance()関数、オーバーライド、is・is not 演算子
  • ポリモーフィズム、__str__()メソッドのオーバーライド、ダイアモンド継承

PCAP-31-03 4.6 – オブジェクトの構築と初期化

  • コンストラクタの宣言と呼び出し

セクション5:その他(リスト内包表記、ラムダ関数、クロージャ、ファイル入出力(I/O)操作)

出題数 → 9 問

PCAP-31-03 5.1 – リスト内包表記で複雑なリストの構築

  • リスト内包表記:if 演算子、入れ子構造の内包表記

PCAP-31-03 5.2 – ラムダ関数のコードへの組み込み

  • ラムダ式の定義と活用
  • ラムダを引数とする自作関数
  • map()、filter() 関数

PCAP-31-03 5.3 – クロージャの定義と活用

  • 意味と用途;クロージャの定義と活用

PCAP-31-03 5.4 – 基礎的な入出力用語の理解

  • I/Oモード:あらかじめ定義されたストリーム・ハンドルとストリームの違い・テキストモードとバイナリモード

PCAP-31-03 5.5 – 入出力操作の実践

  • open()関数、errno 変数とその値
  • 関数/メソッド:close()、.read()、.write()、.readline()、readlines()
  • bytearrayによるI/Oバッファの利用

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MQCプロファイル

PCAP™ の MQC(最小合格候補)は、複数のモジュールで構成された Python アプリケーションを設計・開発・改良できるスキルを持っています。実際の問題をオブジェクト指向の観点から分析・モデル化し、Python のモジュール、例外処理、文字列操作、ファイル入出力を活用して、正確で保守性の高いソリューションを実装することができます。 また、プログラムをパッケージやモジュールとして整理し、標準ライブラリを効果的に利用することで、適切なプロパティやメソッドを備えたクラスを設計・作成・テストできる能力を有しています。さらに、例外処理によって堅牢なプログラム動作を確保することができます。

セクション1:モジュールとパッケージ

コードをインポートして再利用可能なモジュールやパッケージとして整理し、検索パスを設定できます。 また、math、random、platform などの標準ライブラリモジュールを効果的に活用することができます。

セクション2:例外

組み込みの例外階層を理解し、例外を適切に処理・送出・伝播させることができます。 さらに、特定のドメインで発生するエラー状態を表現するためのシンプルなカスタム例外を定義することが可能です。

セクション3:文字列

スライス、反復処理、メンバーシップ演算、および主要な文字列メソッド(.split()、.join()、.strip()、.find() など)を用いて、テキストの表現・変換・分析をすることができます。

セクション4:オブジェクト指向プログラミング

クラスを定義し、オブジェクトを生成し、インスタンス変数およびクラス変数を使用したメソッド(コンストラクタを含む)を実装できます。また、継承やポリモーフィズムを適用し、必要に応じてイントロスペクションを活用することができます。

セクション5:その他

リスト内包表記、ラムダ式、クロージャを用いて簡潔で効率的なコードを記述できます。 さらに、テキストおよびバイナリモードでの基本的なファイル入出力(bytearrayを使用したバッファ処理を含む)を実行するスキルを持っています。

合格要件

PCAP試験に合格するためには、すべての出題セクションにおける平均正答率が70%以上であることが求められます。